アイスホッケーのゴーリーの特権!ゴリさんこだわりの防具を大紹介!

ゴーリー論

アイスホッケーに限らず、チームスポーツにはユニフォームがつきものです。
基本的に、同じチームの選手は見た目が大きく変わることはありません。

アイスホッケーの場合は、ヘルメットの色からジャージ、パンツの色、ストッキングに至るまでチームで統一されています。
スケーターの場合は、見た目で瞬時に選手を判断することは極めて困難です。

しかし!
ゴーリーだけは防具を自由にデザインすることが許されているのです!
なんて素晴らしいポジションなんだっ!!

ということで、今回はゴリさんのこだわりが詰まりまくった防具を大紹介します!
身バレ上等!リンクで見かけたら声かけてください!笑

マスク

まずは、頭を守るマスクです!
マスクにデザインする場合は、真っ白なマスクにペイントを施すことが多いです。

アメリカのNWHL(ナショナル ウィメンズ ホッケーリーグ)でインターンシップをしていた時、チームの所属選手のマスクデザインを一緒に考える機会がありました。
そんな時にふつふつと湧いてきた「自分もペイントマスク作りたい…」という気持ち。
そんな欲望に逆らえず、帰国間際に作った思い出のマスクです!

リーグの半数以上のゴーリーのマスクのペイントを手掛け、NHLにも愛用者のいるペインター、David Arrigoさんに格安でお願いしました!
David Arrigoさんのホームページ

デザインの構想

僕はアメリカで生まれ、日本で育ち、大学卒業後にアメリカに留学したということで、日米両国に縁があります。
ということで、マスクには日本とアメリカのエッセンスを入れよう!と考えていました。

また、優秀なゴーリーはアメリカでは ”Brick Wall(レンガの壁)” と呼ばれることがあります。
僕もカッチカチのゴーリーになりたかったので、そんな要素も入れ込みたい。

さらにさらに、マディソン スクエア ガーデンでニューヨーク レンジャーズの試合を観たその日から熱狂的なファンになっていたので、レンジャーズ要素も取り入れたい…。

そんな欲望てんこ盛りのマスクがこちらです!!

写真集

か、かっこいい…。
ちなみに、ブランドはフィンランドのマスクメーカー、WALL(ウォール)です。

ここから、各要素について写真とともに細かく説明していきます!
自己満足の境地!!笑

おでこはアメリカの国鳥であるハクトウワシと、日本の国花の桜!
あごには僕のメモリアルナンバー、31!移籍して背番号空いてなくても知らない!笑
右は日本!石垣に国旗をペイント。
日本の伝統芸能、歌舞伎でおなじみの鎌倉権五郎さんにゴーリースティックを持たせました。
もう少し気合い入れて描いてほしかった。笑
あごの部分には透かしで桜が散りばめられています。
続いて、左サイドはアメリカ!レンガに星条旗をペイント。
アメリカの強い女の象徴、ロージー・ザ・リベター!
働いていたチーム、ニューヨーク リベターズにちなんで選びました。
こちらのあごには透かしで星を。おしゃれ。
バックプレートは、聖地マディソン スクエア ガーデンのゴールからの景色!
これが一番のお気に入りかもしれません。

ということで、僕のてんこ盛りの欲望がめちゃめちゃうまくまとまったマスクではないかと思います!
またペイントする機会があっても、このコンセプトでデザイン変えようかなと思うくらい気に入っています。

両手、両足

続いて、ゴーリーの個性が最も発揮される、レッグパッドとトラッパー、ブロッカーを紹介します!
初ボーナスで購入した、思い入れが強くめちゃくちゃ気に入っているセットアップです!

デザインの構想

だいたいのゴーリーは、次の2パターンでセットのデザインを考えると思います。

  • 自分のチームのユニフォームに合う色、デザイン
  • どんなユニフォームにも合わせやすい、白や黒をベースとしたデザイン

その考えは決して間違いではありません。
見た目が格好良いに越したことはありませんし、何より格好いいゴーリーはそれだけで上手く見えます。

しかし、僕はしがないサラリーマンゴーリー。
いつ異動の辞令が出て、移籍を余儀なくされるかわかりません。
例えば、赤いユニフォームのチームに所属しているからといって赤いセットをオーダーしたら、青いチームに移籍した時に目も当てられません。

かといって、高いお金(冗談抜きでびっくりするくらい高いです)を払ってオーダーするのに、無難な白や黒ベースで良いのか…?

否!良いわけがない!!
では、どうすればよいのか…。

そんな終わりのない問いに対し、僕が導き出した答えは
「チームカラーなんて関係ない!自分の好きなものをデザインに落とし込もう!」
でした。笑

ということで、似合うかどうかなんて度外視で作ったセットがこちら!

写真集

か、かっこいい…。
こちらはゴーリー専業のブランド、Brian’s(ブライアンズ)です。
選べる色が多いうえに、めちゃくちゃ細かいパーツごとに色指定ができる、カスタムにぴったりのブランドです!

上のかっちょいい画像は、ブライアンズ公式がSNSにアップしてくれた画像です。
コメント欄では英語で賛否両論が巻き起こっていました。笑

そして皆さん、このデザインの基となったゴリさんの好きなもの、お分かりでしょうか?
答えは最後に!

というわけで、例によってちょっとずつ見ていきましょう!

まずはレッグパッド!鮮やかでまぶしい。
内側は明るいオレンジです。
外側のふくらはぎ部分は、Tealという絶妙な青緑色。
ブライアンズの特徴である星は青にしました。
続いてトラッパー!こちらもまぶしい!
甲側はこんな感じ。
青緑がいい味を出しています。
シューターにプレッシャーを与える目。かわいい。
最後はブロッカー!まさかの開封時に正面写真撮り忘れており、さっき撮りました!
3年くらい経つのでパック跡まみれ!笑
内側です。星の青が効いてます。
手のひらはこんな感じ。きれいだなぁ・・・。

というわけで、ゴリさんのド派手セットアップでした!
モチーフは何かわかりましたか?

以下、ネタバレ防止のための余白。笑















正解は、国民的アニメ「ポケモン」のリザードン兄貴です!

著作権侵害回避のために、頑張って描きました。笑

頼りがいがあってかっこいいですよねー。
ブライアンズの星の青は、リザードンの目の色でした!

まとめ

ということで、ゴリさんの超お気に入り防具をご紹介しました!

防具のデザイン性もゴーリーの大きな魅力です!
「NHLで好きなチームや好きな選手が作りたいけど、きっかけがわからない…」という方は、ゴーリーの見た目から入ってもいいかもしれませんよ!

僕はレッグパッドのデザイン考えることが趣味みたいになってるので、デザインで悩んでいる方はぜひお声かけください。笑
皆さんのこだわりの防具、お気に入りの防具のお話も聞いてみたいので、我こそは!という方はTwitterでぜひ絡んでください!!

今回も最後までお読みくださりありがとうございました!

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